0→1 の技術選定は「あとから詰まらない」ことが全て
新規サービスの立ち上げでは、スピードを優先して技術を選びがちですが、半年後に詰む選定をすると作り直しになります。
クラウドファンディング基盤をインフラから決済までフルスクラッチで単独構築した経験から、"あとから効いてくる" 選定基準を整理します。
フレームワーク — 「作れる」より「運用できる」
- Django: 管理画面・認証・ORM が最初から揃う。0→1 の速度と本番の堅牢性を両立
- FastAPI: API 中心・型安全・非同期。AI 組込や外部連携が多いサービス向き
- Next.js: フロント刷新・SSR/SSG。管理画面や顧客向け UI に
「1人 or 少人数で運用まで回す」なら、フルスタックで完結する構成が結局速い。
データベース — 最初から PostgreSQL でよい
- MySQL でも良いが、JSON型・全文検索・pgvector(AI用)を考えると PostgreSQL が無難
- スキーマ設計は最初に時間をかける。あとからの migration が一番コストが高い
インフラ — VPS から始めて、必要なら AWS へ
- 初期: Conoha / Xserver VPS + Nginx + Gunicorn。月2,000円〜で本番運用可能
- スケール時: AWS(Aurora / ECS / Lambda / CloudFront)へ。IaC は CDK or Terraform
- 最初から AWS フルマネージドにすると、固定費とオーバーエンジニアリングで潰れる
決済 — Stripe / PAY.JP
- サブスク・従量課金・独自ポイントまで対応可能
- Idempotency(冪等性) の設計を最初に。二重課金は信頼を一発で失う
認証 — 自前実装は避ける
- Django の認証 + ソーシャルログイン、or Auth0 / Clerk 等
- 自前でパスワードハッシュを書かない。セキュリティ事故の温床
セキュリティ — 要件段階から織り込む
- HTTPS 強制・HSTS・セキュアCookie は初期設定で
- 公開前に脆弱性診断(OWASP ZAP)を1回通すだけで、初歩的な穴は塞げる
まとめ
0→1 の技術選定は 「今の速度」と「半年後の運用」の両立です。
IT.Skill では、要件定義から技術選定・実装・本番運用まで一気通貫で対応します。
構想段階からのご相談を お問い合わせ で歓迎しています。